今大会での日本勢の初メダルは、7月24日の柔道女子48キロ級で渡名喜風南(となき・ふうな、パーク24)が得た銀メダル。この日は柔道男子60キロ級の高藤直寿(パーク24)が初の金メダルをもたらした。柔道では男女合わせて9人が金メダリストとなり、大会前半の日本勢によるメダルラッシュを牽引した。
東京五輪から加わった新競技でのメダル獲得も目立った。スケートボード男子ストリートで、堀米雄斗(XFLAG)が金メダルを獲得。女子ストリートでは13歳の西矢椛(にしや・もみじ、ムラサキスポーツ)が金メダルに輝き、1992年バルセロナ大会の競泳女子200メートル平泳ぎで優勝した岩崎恭子の14歳を更新する最年少金メダリストとなった。女子パークでも、19歳の四十住さくら(ベンヌ)が金メダル、12歳の開心那(WHYDAH GROUP)が銀メダルを獲得するなど10代の活躍が記録更新に貢献した。