不妊治療は自由診療なので保険点数制などもなくクリニック毎に費用が異なります。患者によって治療内容や処方する薬などが違うので見積もり内容が細かくなるのはわかりますが、統一された項目もないので金額を比較するのがとても困難です。

地域差や専門性によって金額は違いますが、概ね以下の金額になります。
・人工授精 1〜3万円
・体外受精 30〜70万円
・顕微授精 40〜80万円

生命を関わることなので「念の為」「安全に」などオプションを付けていけば、100万円を超える不妊治療もあります。

また苦労して妊娠しても流産の可能性は30〜35歳で15〜20%あります。
その場合、もう一度不妊治療をすることになります。
あからじめ複数の受精卵があると胚移植だけの費用で済みますが、自然周期法などの場合、もう一度採卵から実施する必要があるので費用は大きくなります。

多くの不妊治療クリニックでは妊娠認定されると卒院となりますが治療費だけでなく卒院費がかかるクリニックもあります。
卒院後は一般の産婦人科に転院となりますが、もちろん出産費用は別途必要です。