治療費が高額で何度も治療を繰り返す可能性がある不妊治療ですが、平均してどれぐらいの費用を費やしているのか気になると思います。

Webメディア「妊活ボイス」さんの調査によると、高度不妊治療(体外受精・顕微授精)にかかる費用は平均で約193万円と発表されました。
なお300万円以上かかった方も約6人に1人いるそうです。

子を望む気持ちはお金に変えられないという想いが強いので、あきらめきれずに500万円、1000万円など費やす方もいらっしゃいます。

成功確率の低い高齢女性に対して保険を適応するなという意見もありますが、それなら年齢制限をかけてもいいと思います。
不妊治療は何も高齢の方のみのものではありません。治療が必要な20代の方もいます。若い夫婦が190万円もの大金が必要だとしてそれだけの貯蓄はあるのでしょうか?

令和元年に実施された金融広報中央委員会(知るぽると)の調査によると、2人以上世帯の金融資産保有額の中央値は20代で71万円、30代で240万円です。

少子化が社会問題と言われているなかで貯金もなく子供をあきらめている家庭が多くあるのではないでしょうか。

参考資料
→ 高度不妊治療にかかる費用は平均190万円以上!約3人に2人は金銭面をネックと感じる
→ 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和元年調査結果