当たり前のように子を望めると思っていたのに、いくら努力してもなかなか授かれないのが不妊治療の沼です。
1%でも妊娠確率をあげるために有名クリニックを訪れ、オススメされるがままの治療を繰り返し、ダメなら別の有名クリニックを訪れ、またそのクリニックの方針で治療をおこなっていることでしょう。
日々自分の体調をよくしようと何種類ものサプリメントを飲む人も多くいます。人間の生殖器官は医学で解明されていないことも多いのでトンデモ医療が蔓延しているのも不妊治療の特徴です。
下図は産婦人科学会が提供する、高度不妊治療(ART)の一般的な成績データですが、35歳で妊娠率は20%を下回ります。
患者の子供を持ちたい希望と病院側の利潤追及がマッチして、患者の資産を無尽蔵に吐き出させているのが今の日本の不妊治療なのではないでしょうか。
▼一般的に医療機関で提示される高度不妊治療(ART)の妊娠率・出産率のデータ
参考資料
→ 日本産科婦人科学会2017年ARTデータブック