体外受精などの高度生殖医療では、卵巣を刺激して採卵誘発をおこないます。
排卵誘発剤に過剰に刺激される ことによって、卵巣がふくれ上がり、お腹や胸に水がたまるなどの症状が起こることを卵巣過剰刺激症候群(OHSS)と呼びます。 重症例では、腎不全や血栓症など様々な合併症を引き起こすことがあります。

1996年の生殖医療学会の調査によるとOHSSの発症頻度は0.8%〜1.5%とありますが、ゆなさんのTwitterアンケート調査によると535人中で16%が中重症のOHSSになっています。

不妊治療において卵巣刺激は必要なことですが、正しくおこなえていないクリニックが多いのではないでしょうか。日本において卵巣刺激方法を監視する仕組みがあるのか甚だ疑問が残ります。